憂鬱な気分に効くツボ

うつ症状は、脳内のセ口卜ニンが減っている状態です。セロトニンは感情を安定させる神経伝達物質です。興奮した時に放出されるドーパミンや、恐怖を感じた時に放出されるノルアドレナリンなどを抑えるので、不足すると、うつの症状に陥りやすくなります。セロ卜ニンは、リズムホルモンとも呼ばれ、一定のリズムを感じると放出されるといわれています。電車の音やお経を聞いていると気持が落ち着くのはそのためです。リズミカルにツボ押しや頭部のマッサージを行うのも効果的です。

うつ症状に効果があるツボが「百会(ひゃくえ)」と「完骨(かんこつ)」です。百会は、自立神経を整えるツボ。百会の「百」は、たくさんの効果があることを示します。頭頂部の中央にあり、めまい、立ちくらみ、頭痛、寝違えなどにも効果があります。そして、完骨は、頭部の血流をよくするツボ。耳の後ろの垣根のような骨(乳様突起)の下にあるツボ。片頭痛、めまい。不眠症などにも効果的。頭部の血流をよくし、血行を改善し、セロトニンの分泌を安定させ、精神に安らぎをもたらし、衰えた活力を回復させてくれます。

また、感情を安定させる神経伝達物質・セロトニンを脳内でつくるには、トリプトファンとビタミンB6が必要です。人間の体内では作ることができないので、食物から摂るしかありません。「豚肉」には両方の成分が含まれているのでお勧めです。